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和歌山県の2つの施設が「NIPPON防災資産」に選定

2024年09月05日 17時19分

歴史・文化災害・防災

和歌山県那智勝浦町の「和歌山県土砂災害啓発センター」と広川町の「稲むらの火の館」が「NIPPON防災資産」の優良認定に選定されました。

 「NIPPON防災資産」は、内閣府と国土交通省が、地域で発生した災害の状況を分かりやすく伝える施設や語り部活動など災害の教訓を伝承する活動を「優良認定」と「認定」の2段階で認定する制度で、今年(2024年)5月、新たに創設しました。

きょう(5日)、第1回「NIPPON防災資産」の認定式が行われ、「優良認定」と「認定」あわせて全国で22件が選定され、和歌山県では那智勝浦町の「和歌山県土砂災害啓発センター」と「稲むらの火の館」の2つの施設が優良認定に選定されました。

国土交通省と内閣府は、認定された防災資産を通じて、過去の災害の教訓や今後の備えについて理解することで、災害リスクを自分ごととし、主体的な避難行動や地域に貢献する防災行動につなげてほしいとしています。

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