県内で4人が腸管出血性大腸菌(O157)に感染
2024年08月27日 20時37分
有田郡の50代の女性と橋本市の20代の女性が腸管出血性大腸菌O‐157に感染していたことがわかりました。
2人は快方に向かっていて、県は2人に対し、十分な手洗いと二次感染予防を指導しました。
県によりますと1人目の有田郡の50代の女性は、今月(8月)14日に腹痛や下痢の症状を訴え、その後医療機関を受診し、今月(8月)22日、腸管出血性大腸菌O‐157に感染していることがわかりました。
一方、2人目の橋本市の20代の女性は、今月(8月)15日に腹痛や下痢の症状を訴え、その後医療機関を受診し、今月(8月)22日に腸管出血性大腸菌O‐157に感染していることがわかりました。
今年(2024年)に入ってから県内で腸管出血大腸菌O‐157に感染した人は、無症状保菌者を含め10人になりました。
県は感染予防対策として十分な手洗いや、食品の十分な加熱、調理器具の熱湯消毒などを推奨しています。
また下痢や発熱を伴う腹部症状がある場合は、早めに医療機関を受診するよう呼び掛けています。
和歌山市では30代の男性と10歳未満の男の子が腸管出血性大腸菌O‐157に感染していたことがわかりました。
2人とも現在、症状は治まっているということです。今年(2024年)に入ってから和歌山市で腸管出血大腸菌O‐157に感染した人は、無症状保菌者を含め10人になりました。