高野山駅で駅長体験、指差し確認や巻き上げ機見学

2024年08月18日 11時15分

交通社会

世界遺産・高野山(こうやさん)の玄関口、南海電鉄の高野山駅できのう(17日)、小学生とその保護者を対象とした駅長体験会が開かれ、およそ70人が参加しました。

参加者は、駅長から、駅の業務の紹介を受けたあと、3組に分かれ、実際の制帽をかぶって、駅員が安全確認の際に行う指差しを行ったり、ケーブルカーを引き上げるための巻き上げ機を見学するなどしました。

参加者は、普段入ることができない地下室に、ヘルメット姿で入り、直径4メートルほどもある巨大滑車に、太い鋼鉄製のロープが巻かれていく様子を見守りました。大阪から参加した小学5年の児童は、「思った以上に迫力があり、来て良かった」と話していました。

ケーブルカーは、南海高野線の終点・極楽橋(ごくらくばし)駅と山上の高野山駅の間、およそ800メートルを5分で結び、高野山駅の地下室にある巻き上げ機2台で上下に動かしています。

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