【南海トラフ地震臨時情報】白浜町の一部施設閉鎖・花火大会も中止・周辺市町にも影響/和歌山県
2024年08月09日 16時29分
南海トラフ地震臨時情報で「巨大地震注意」が発表されたことを受け、白浜町は、白浜町内の海水浴場や一部の公衆浴場など7つの施設をきょう(9日)から1週間程度、閉鎖すると発表しました。
白浜町観光課によりますと、閉鎖するのは白良浜海水浴場や江津良海水浴場、臨海浦海水浴場、椿海水浴場の4つの海水浴場と千畳敷で知られる南湯崎公園で、崎の湯浴場や露天風呂しらすなの2つの町営浴場も臨時休業するということです。
期間はいずれもきょう(9日)から1週間程度としています。
また南紀白浜観光協会は、あす(10日)開催が予定されていた「南紀白浜花火フェスタ」を中止すると発表しました。
今後の対応については決まり次第発表するということです。
このほかにも、県内では紀南地方を中心に、海水浴場の閉鎖や、イベントの変更が相次いでいます。
田辺市は、扇ヶ浜海水浴場をきょうから1週間程度遊泳禁止にするとともに、遊泳期間中に浜で行われるイベントや、飲食店の営業も中止しています。
新宮市も今月(8月)7日に再開したばかりの三輪崎海水浴場を、16日までをめどに閉鎖しているほか、那智勝浦町は、カツオノエボシの発生で閉鎖されたブルービーチ那智に加え、玉の浦海水浴場もきょうから閉鎖しています。
なお、今月11日にブルービーチ那智で開催予定だった世界遺産登録20周年記念花火大会は、当面、延期となりました。
すさみ町でも16日まで海水浴場を閉鎖しています。
一方、有田市では、11日に開催する第42回「紀文まつり」について、改めて安全対策を徹底して 開催することを決めました。
新宮市は13日に予定している第62回「新宮花火大会」を20日に開催します。
このほか新たに太地町の「くじらに出会える海水浴場」はきょう(9日)で今期の終了しました。