和歌山県消防学校で初のオープンキャンパス
2024年08月08日 19時02分
和歌山市加太(かだ)の和歌山県消防学校で、きょう(8日)初めてのオープンキャンパスが開かれ、将来、消防への就職に興味のある高校生や専門学校生が、現役消防隊員のデモンストレーションを見学しました。
オープンキャンパスは、県内の若者をより多く呼び込もうと、県・消防学校が、県内各地の消防本部の協力で初めて開催したもので、現役の消防隊員が、ロープやドローンを使った救助訓練や、救急隊員によるAEDを使った心肺蘇生訓練を披露しました。
また、高野町消防本部が所有する小型の救助車両の実演も行われ、参加した高校生を助手席に乗せて砂利道や急勾配を勢いよく走り抜けると、参加者から驚きの声が上がりました。
消防に関心のある高校3年生と専門学校生は「人を救助することに憧れがあります。隊員の動きは逞しくてかっこいいです」「消防に就職した先輩に憧れて興味を持ちました。人命救助のために頑張っている隊員の姿に感動しました」と話していました。
県・消防学校では「消防も人材不足は人ごとでは無い。若い世代により興味を持ってもらい、消防の世界にチャレンジしてもらえたら」と話しています。