夏の甲子園が開幕・代表49校参加し開会式・智辯和歌山の辻旭陽主将が選手宣誓
2024年08月07日 18時32分
夏の全国高校野球選手権大会がきょう(7日)、開場100年を迎えた兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕しました。
開会式では、能登(のと)半島地震で被災した石川の穴水(あなみず)の東野魁仁(ひがしの・かいし)キャプテンが先導役を務め、史上8校目の春夏連覇が懸かる群馬の高崎健康福祉大高崎(たかさきけんこうふくしだいたかさき)や大阪の大阪桐蔭(とういん)、和歌山の智辯和歌山、沖縄の興南(こうなん)など49校が、南から北の順に入場行進しました。
そして、智辯和歌山の辻旭陽(つじ・あさひ)キャプテンが「多くの人々に希望と勇気と感動を与えられることを願って、全力でプレーすることを誓います」と選手宣誓しました。
今大会では、暑さ対策として、1日目から3日目の1日3試合の日に試合を午前と夕方に分ける「朝夕2部制」が導入されます。
大会は順調に進めば休養日を含めて17日間で、今月23日に決勝が行われます。
開会式終了後、選手宣誓を務めた智辯和歌山の辻主将は「100点」と笑顔で振り返りました。
前日のリハーサルでは言葉に詰まる場面もありましたが、「自分は本番に強い」と自信を持って臨み、堂々と大役を果たしました。
前日の夜は緊張して寝られなかったという辻主将は「これ以上緊張することはないと思うので、これからは思い切って全力でプレーしていけると思う」と、大会7日目に対戦する茨城の霞ケ浦との初戦むけて意気込んでいました。