和歌山海上保安部と海南海上保安署が、海難防止に関する知識の習得や技能の向上を図ることを目的に「海の事故ゼロキャンペーン」を、あす（１６日）から３１日まで実施します。

これは「海難ゼロへの願い」をスローガンに安全啓発情報の発信や海上パトロールなどを通して、海難の未然防止の意識を高め安全対策の推進につなげる運動です。

和歌山海上保安部は、船舶の事故防止の重点項目として、小型船舶の確実な点検や、船舶間の見張りとコミュニケーションの促進、ライフジャケットの常時着用、ふくそう海域などの安全性の確保など、４つを挙げています。

また、南海フェリーでの船内放送や道路情報板を利用して海の安全情報を発信するなど、幅広い方法で啓発活動を行います。