【衆院選】立憲・和歌山新1区に新人の村上賀厚氏を擁立
2024年07月14日 18時27分
立憲民主党は、次の衆議院選挙の和歌山1区に、新人で会社社長の村上賀厚(むらかみ・のりあつ)氏64歳を擁立することを、きょう(14日)和歌山市内で発表しました。
村上氏は、1959年7月、大阪市出身で、大阪府立高津高校や同志社大学商学部、アメリカのイェール大学・経営大学院を卒業後、フォード自動車の人事企画課長や、ロイタージャパンの人事本部長、グロービス経営大学院の客員准教授を経て、現在は、東京で有限会社の社長を務めています。
村上氏は2014年12月の衆議院総選挙で当時の維新の党から兵庫12区に、2021年10月の衆議院総選挙で立憲民主党から大阪1区にそれぞれ重複立候補しましたが、落選しました。
和歌山市の和歌山城ホール開かれた記者会見で、立憲民主党の泉健太(いずみ・けんた)代表とともに立候補を表明した村上氏は「アベノミクスのツケによる円安や貿易赤字から立ち直らねばならない。既得権益や裏金から決別した政治の実現と、格差や将来不安の是正、人が自由に発想し、生きていける社会を実現するまっとうな政治を成し遂げたい」と訴えました。
泉代表は「村上氏の素晴らしい人間性を我々が和歌山の有権者に地道に伝え、広げていかねばならない」と述べました。
和歌山県では次の衆議院選挙から「10増10減」による区割りの変更が行われ、和歌山・岩出・紀の川の3市が新しい和歌山1区に、それ以外の市町村が和歌山2区に再編されます。
新しい和歌山1区には、これまでに、日本維新の会の現職・林佑美(はやし・ゆみ)氏43歳のほか、参政党の新人・林元将崇(はやしもと・まさたか)氏26歳、共産党の新人・井本有一(いもと・ゆういち)氏58歳が立候補を予定しています。