海南市下津の強盗殺人・現場周辺住民から驚きの声
2024年07月11日 18時44分
海南市下津町の商店主の男性が何者かに頭を殴られて死亡し、店から現金が盗まれた強盗殺人事件から一夜明けたきょう(11日)現場周辺では、引き続き警察官が現場や関係先への立ち入りを規制するなど、物々しい雰囲気に包まれていました。
この事件では、米やシラスの販売店を経営する海南市下津町の大道正富(おおみち・まさとみ)さん66歳が、きのう午前8時半頃、店の厨房で血を流してうつ伏せになって倒れているのを従業員が見つけ、病院に運ばれましたが死亡が確認されました。警察の司法解剖の結果、死因は頭部の外傷とわかりました。
和歌山県警は、強盗殺人事件と断定し、きのう、海南警察署に捜査本部を設置して126人態勢で捜査しています。
一夜明けたきょう、現場周辺の住民に話を聞いたところ「大道さんの店には昔からシラスや巻き寿司を買いに行っていた」「大道さんは地区の区長を務めていて、盆踊りの準備や住民の世話などに尽力していた」「大道さんと息子さんは一緒に暮らしていて、とても仲が良く、誰も大道さんを悪く言う人はいませんでした」などと話し、驚きを隠せない様子でした。