和歌山市長絶賛「やさしさのバトン」
2024年07月08日 18時29分
和歌山市が今年度採用している小学3年生の道徳の教科書に視力を失った和歌山市の職員と同じバスで通学する市内在住の子どもたちの10年にわたる思いやりのある交流が道徳の教科書に登場していることについて和歌山市の尾花正啓市長は、市の広報誌などを通じて心温まる心の交流を市民に紹介しています。
このエピソードは「やさしさのバトン」としてこれまでに絵本や話題などで取り上げられています。
今年発行され、和歌山市でも採用されている小学3年生の道徳の教科書にこの話が教材とし登場しています。
尾花市長は市議会の6月定例会の招集の挨拶でもこのことに触れ「子どもたちが輝き、すべての人が安心して安全に暮らせる社会の実現に全身全霊で取り組んでいく」と決意を表明しました。
また7月の和歌山市の広報誌の市長のコラムにもこのことを紹介し、先月市内の小学校で行われたこの教材を使った道徳の授業研究会に参加した感想を述べています。
尾花市長は授業での子供たちの活発な意見交換を高く評価すると共に相手のことを思いやり進んで親切にすることが子供たちに広がって欲しいと感想を述べています。