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南海加太線“はじまりの「めでたいでんしゃ」”は虹色

2024年06月16日 15時43分

交通社会

南海加太線に、来月(7月)13日デビューする新しい車両、“はじまりの「めでたいでんしゃ」”は、「太古といまと未来を結ぶ、かけ橋」をイメージして、虹色の車両となることがわかりました。

南海電鉄が、「めでたいでんしゃ」5編成目、“はじまりの「めでたいでんしゃ」”の全貌として、内外装のデザインを明らかにしました。

内装については、2両編成の和歌山市駅側の車両は、「太古の記憶」をコンセプトに、県立自然博物館の監修で、ワカヤマソウリュウなど、和歌山の古代生物や海を想起させるデザインで、加太駅側の車両の中は、「未来への想いとSDGs」をコンセプトに、未来へ続く扉が描かれたフォトスペースが設けられているほか、加太の廃材や段ボールを使ったアート作品が飾られるなどしています。

そして、運行初日となる来月13日は、午前9時半から、和歌山市駅でセレモニーが行われ、“はじまりの「めでたいでんしゃ」”の名前が発表され、午前9時55分の出発を見送ります。終点の加太駅では、午前10時からお出迎え式が行われ、「めでたいでんしゃ」の「さち」と「かい」が見守る中、午前10時19分に到着する“はじまりの「めでたいでんしゃ」”を迎えます。

“はじまりの「めでたいでんしゃ」”は、このあとも引き続き、加太線を運行しますが、加太駅構内と、「めでたいでんしゃ」の「さち」と「かい」の車内では、午後1時まで、加太線沿線の飲食店による出店や特産品の販売などが行われます。

なお、和歌山市駅でのセレモニーの見学は、入場券が必要ですが、加太駅では、イベント開催中は、無料で駅構内に入場できます。

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