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SNSを使った特殊詐欺事件相次ぐ/和歌山県警

2024年06月06日 18時28分

社会

和歌山県内でSNSを使った特殊詐欺被害が相次いでいて県警は県民に被害の防止を呼びかけています。
  県警によりますと和歌山市内の60代の男性はお得な株取引を教えますというSNSの広告にだまされ、口座開設マネージャーを名乗る人物から100万円を振り込むように指示を受けました。ネットの画面上では利益が出ているように装われていたため被害者は騙され合わせておよそ450万円をだまし取られました。1回めの振込口座と、2回目の振込口座が違っていたことに後で気づき、
特殊詐欺に遭ったことがわかりました。
この他県内では20代の男性が携帯電話に「簡単なアルバイト募集中」というメッセージが送られてきたため、アクセスしたところ副業アプリを取得するよう求められたほか、SNSで指示を受けた被害者の男性はアプリのポイントが増えたためこのサイトを信じ込み、さらに口座に金を送金したら儲かるという書き込みにも騙されました。現金を送金したところ口座には振込金より多い返金があったため信用してしまい、被害者の男性はさらに送金したところ現金が振り込まれなくなったことがわかり詐欺被害に遭ったことに気付きました。
このほか和歌山市内の50代の男性はSNSで知り合った女性から「高値で売れる陶器がある」という話を持ちかけられグループラインで紹介された男らから
陶器5個を200万円余りで購入しました。
 犯行グループから「ネットオークションで2000万円の値がついているが消費税200万円を払わなくてはいけない」と要求されたため詐欺に遭ったことに気付きました。県警は必ず儲かるとか、友達申請を装って金をだまし取るという手口の特殊詐欺被害が相次いでいるため市民に警戒を呼びかけています。

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