和歌山産みかんで仕込んだ「みかんエール」お披露目式
2024年05月29日 19時15分
和歌山市に本店のあるきのくに信用金庫など、全国の信用金庫が連携している「よい仕事おこしネットワーク」が協力して、和歌山県産のみかんで醸造したクラフトビール「みかんエール」が完成し、きょう(29日)和歌山市のホテル・アバローム紀の国で関係者が乾杯で祝いました。
「みかんエール」は、原料となるみかんを有田市(ありだし)の株式会社伊藤農園が提供し、東京の羽田空港の近くにある醸造元・株式会社大鵬が仕込んだクラフトビールです。
よい仕事おこしネットワークでは、これまでに全国の農産物や海産物などを活かした29のクラフトビールを商品化していて、今回は、和歌山産のみかんを用いて、先月、羽田空港近くで醸造したものです。
きょうのお披露目式では、和歌山県の岸本周平知事ら関係者が完成した「みかんエール」を試飲し「みかんの優しい苦みの少ない味わいだ。これからも和歌山のいいものをいろんな形で発信したい」と話しています。
よい仕事おこしネットワークの事務局を務める和歌山市出身で東京の城南信用金庫の川本恭治(かわもと・きょうじ)理事長は「全国254の信用金庫が協力して日本を元気にしようとこのプロジェクトを展開している。みかんエールをもとに、和歌山の素晴らしさを首都圏や全国の皆さんに広めたい」とあいさつしました。
みかんエールは、和歌山市のスーパーサンキョーやヒダカヤ、東京の「わかやま紀州館」などで販売されます。