万博関連の情報<発信:和歌山県>

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弘法大師に感謝「御逮夜」、高野山の壇上伽藍

2024年04月28日 22時00分

社会

高野町の世界遺産、高野山の壇上伽藍(だんじょうがらん)で、今夜(28日)、弘法大師空海(こうぼうだいし・くうかい)に感謝をささげる法会「旧正御影供(きゅうしょうみえく)」の前夜祭「御逮夜(おたいや)」が開かれ、大勢の参詣客らでにぎわいました。

この日は、伽藍全域に花とろうそくが飾られ、幻想的な雰囲気となる中、諸堂は、本尊が拝めるよう扉を開放、主会場の御影堂(みえどう)正面にある金堂(こんどう)裏では、厳かな御詠歌と宗教舞踊が奉納されました。

そして、僧侶およそ50人による「御逮夜法会」が御影堂で営まれ、参拝客が順に堂内へ入場、この日しか公開されない弘法大師の肖像画「御影(みえい)」に手を合わせていました。

高野山真言宗・総本山金剛峯寺の今川泰伸(いまがわ・たいしん)宗務総長63歳は、「堂内に入り、お大師様の功徳をいただいてほしい」と話しました。

今年(2024年)は、あす(29日)が、空海が亡くなった旧暦の3月21日に当たります。

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