ひょうのウメ被害額が確定・21億5千万円に

2024年04月22日 18時30分

災害・防災経済

和歌山県内で先月(3月)20日に降ったひょうで、中紀・紀南地方のウメの果実が傷ついた被害の総額がきょう(22日)確定し、最終的には21億5200万円あまりになったことが、和歌山県のまとめでわかりました。県では、被害に遭った農家を対象に様々な支援策を紹介しています。

県・農林水産振興課のまとめによりますと、被害が確認されたのは、田辺市やみなべ町をはじめ、有田川町()印南町()、白浜町など中紀・紀南の1市7町の梅畑あわせて4168ヘクタールで、被害総額はあわせておよそ21億5274万円となりました。

これを受け県では、被害に遭った農家を支援するため、200万円を限度とする運転資金の無利子での貸し付けなど、県や国などの支援策を紹介しています。詳しくは、県・経営支援課や、果樹園芸課に相談して下さい。

県内でひょうによる梅の果実の被害で20億円を超えたのは、2006年3月に およそ26億円の被害があって以来です。

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