和歌山駅で中学生が20歳未満の飲酒防止呼びかけ
2024年04月17日 20時40分
和歌山市内の中学生が、きょう(17日)JR和歌山駅前で、20歳未満の飲酒をしないよう呼びかける街頭啓発活動が行われました。呼びかけを行ったのは、和歌山市立日進中学校の生徒会のメンバーら16人です。
この取り組みは、和歌山県小売酒販組合や県・酒造組合連合会、それに和歌山税務署や県警察本部などが連携して、毎年4月の「未成年者飲酒防止強調月間」にあわせて展開しているものです。
きょう午後3時半から和歌山駅西口で行われた街頭啓発では、生徒を代表して日進中学校3年の和田萌花(わだ・もか)さんが「私たちははたちになるまでお酒は飲みません。タバコも吸いません。学校や社会のルールを守り、立派な社会人になれるよう、自覚を持って一日一日を過ごします」と宣誓しました。
このあと、生徒らが、県警マスコットのきしゅう君や県のマスコット・きいちゃんらと一緒に、通行人にポケットティッシュなどを配って、20歳未満の飲酒防止を呼びかけました。
県・小売酒販組合の楠富晴(くす・とみはる)会長は「民法改正で成人年齢は18歳になりましたが、身体や精神への影響を考慮し、20歳未満の飲酒と喫煙は引き続き禁止されていることは、案外知られていません。飲酒運転事故の防止も含め、呼びかけていきます」と意義を強調しました。
この取り組みは、これから来週にかけて、御坊市や田辺市、新宮市などでも展開されます。