和歌山市、学童保育・若竹学級待機児童ゼロに/和歌山県
2024年04月16日 19時22分
和歌山市は小学生が放課後に学校の施設を利用して子どもを預かる若竹学級事業で新年度待機児童が解消されたことを明らかにしました。
市によりますと、新年度の若竹学級の受け入れの申込みが3800件余りありましたが、図書室や空調設備が完了した特別教室を活用するなどして対応したところ、4月当初の待機児童はゼロとなりました。昨年度は、新興住宅地の学校や共働き世帯の増加などで4月の時点で市内で191人の待機児童が発生していました。
その一方で、保育士不足や地域によって0才児から2才児の子どもを預かる保育園で待機児童が発生しています。市は保育士の処遇改善や入所申請時の受付でより細かな対応をするよう積極的に取り組んでいくとしています。