和歌山県・山東省友好提携40周年で記念事業
2024年04月15日 19時39分
和歌山県と中国・山東省が友好提携を結んでことし(2024年)で40周年を迎えたのを記念して、今月(4月)19日に、山東省からおよそ50人の訪問団が和歌山県を訪問することになりました。
訪問するのは、中国共産党山東省委員会の白玉剛(はく・ぎょうこう)常務委員らおよそ50人の一行です。
白常務委員らは、今月17日、東京の羽田空港から来日し、翌18日に京都府を訪問するのに続いて、19日に和歌山県に入ります。
この日、和歌山市の県立近代美術館で和歌山県日中友好協会の主催で記念の松の木を植樹する行事に出席するほか、そのあとホテル・アバローム紀の国で開かれる記念行事で、岸本周平知事との会談に臨みます。そして、20日には高野山の金剛峯寺で開かれる副知事主催の昼食会に出席して、大阪府へ移動する予定です。
これを受け、岸本知事は、ことし7月21日から26日にかけて、中国山東省と、同じく県と友好提携を結んでいる四川省を訪問し、山東大学での記念講義や、成都(せいと)ジャイアントパンダ繁殖研究基地への訪問などを行う予定です。
岸本知事は「お互いの連携強化や、オスのジャイアントパンダの貸与などについて協議したいと考えている」と話しています。