「わかやまグリーンフェスタ」和歌山市で開催 『みどりの愛護』のつどい記念
2024年04月06日 18時10分
「みどり」と触れ合い「みどり」に親しむイベント「わかやまグリーンフェスタ」がきょう(4月6日)、和歌山市で開かれ、参加した人たちが、ユーカリを使ったリース作りやシュロの葉でできたバッタ作りを楽しみました。
これは、第35回全国「みどりの愛護」のつどいが、今年(2024年)6月1日に和歌山市で開催されるのを記念してつどいの機運を醸成するとともに、県民の「みどり」への関心を高めようと、和歌山県が開いたものです。
和歌山市の和歌山城ホール屋上にあるガーデンテラスなどで開かれたイベントでは、ビオラなどの季節の花を使った寄せ植えや、ユーカリやかすみ草などを使ったリースを作る教室が開かれ、親子連れの人気を集めていました。
リース作りに参加した和歌山市の親子は、「葉をまくときが難しかったけど、うまくできました。玄関に飾りたい」「初めて作りましたが、すごくかわいくできました」と話していました。
また、和歌山城ホールの屋上には、シュロの葉を折ったり切ったりしてバッタを作るブースや、植物に関するクイズに答えて花の種やステッカーがもらえるブースが設置され、訪れた親子連れが参加するため列を作っていました。
県都市政策課の山下恭平(やました・きょうへい)さんは、「6月の集いに参加するのは、みどりの関係者や功労者の皆さんで、一般の参加がないこともあり、今回、一般の人にもみどりに関心を持ってもらおうとイベントを開きました。集いを通じて、公園や道路わきの花壇にあるみどりを整備したり育てたりする人たちへの感謝の気持ちを持ってもらいたい」と話していました。
このほか、イベントでは、スウェーデン生まれの庭師で俳優の村雨辰剛(むらさめ・たつまさ)さんによるトークショーや、和歌山県園芸業協会の島克也(しま・かつや)会長による園芸講座が行われ、多くの来場者が話に聞き入っていました。