高野山で新法印就任祝い転衣式/和歌山県

2024年03月14日 16時58分

歴史・文化社会

高野山真言宗金剛峰寺できのう(13日)第525世寺務検校執行法印に就任した高野町の総持院住職宮田永明大僧正75才をお披露目する「法印転衣式」が開かれました。

金剛峯寺最大の儀式で、高野山内外の住職や来賓など500人が参加しました。

大広間では、宮田法印が高野山内最高職を象徴する緋色の僧衣を受け取り、「不肖順席の儀あれば、ごめんこうむります」と古式にのっとり短く挨拶しました。

宮田法印は退席後、色鮮やかな緋衣に着替えて再登場し、小面積に着座しました。その後出席した住職が順次お祝いの挨拶をしました。宮田法印は1年間弘法大師の名代として、山内の重要な法会や儀式の導師を務めます。

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