済生会フェア 25日開催
2024年02月21日 18時21分
医療や福祉、健康について楽しく学べる病院開放型イベント「済生会フェア」が25日、和歌山市の済生会和歌山病院などで開かれます。
済生会和歌山病院では、これまで「市民公開講座・無料健康相談」として地域の人たちと交流を図ってきましたが、済生会と済生会和歌山病院をより知ってもらおうと内容をリニューアルし、「済生会フェア」として開催されます。
午前の部は、和歌山城ホールを会場に済生会本部の炭谷茂(すみたに・しげる)理事長による「誰ひとり取り残さない社会を作るために」をテーマにした特別講演や和歌山病院下肢チームによる「足を大切に! 人生100年、100歳までしっかりあるこう」をテーマにした講演が行われます。
また午後の部は、会場を和歌山済生会病院に移し、小学生を対象にした手術室での手術体験、お菓子を薬に見立てた調剤体験のほか、医師による健康相談など盛りだくさんなイベントが繰り広げられます。
今回は、バザーも行われ、売り上げは能登半島地震で被害にあった方々への義援金として送られます。
済生会は、1911年・明治44年に明治天皇の「済生勅語」と御下賜金(ごかしきん)によって設立され、「生活困窮者を救う」「医療で地域の命を守る」「医療と福祉の切れ目ないサービスの提供」を目標に掲げて病院や福祉施設など全国で434の事業を運営しています。
和歌山済生会病院は1913年・大正2年に済生会和歌山診療所として関西で2番目に開設されました。