湯浅町の古い町家などにひな人形を展示
2024年02月18日 16時39分
醤油醸造の古い町並みが残る湯浅町で、ひな人形や吊るし雛を飾り、観光客らを迎える恒例の「ひなめぐり」が開かれ、人気となっています。
これは、NPO湯浅まちなみの会が、町内の国指定・重要伝統的建造物群保存地区や、日本(にほん)遺産になっている古い町家や商店、ギャラリーなどに、ひな人形を飾る「第11回湯浅まちなみひなめぐり」で、今回は21会場が設けられ、このうち、吊るし雛も飾られている会場には、玄関に、5連の「厄除け猿」が吊るされ、目印になっています。
また、会場の一つで、醤油醸造の歴史も学べる旧栖原家(すはらけ)住宅では、今月(2月)25日と来月(3月)3日に、いずれも午後1時からと午後3時から、筝曲(そうきょく)デュオ「和媚(わび)すけ」による演奏会が行われます。それぞれ1時間程度の無料の演奏会で、主催者は、観客席は特に設けていないが、展示などの見学のBGMとして、楽しんでほしいとしています。
「第11回湯浅まちなみひなめぐり」は、来月10日まで行われ、いずれの展示会場も入場無料で、自由に見学できます。