和歌山万博メイキングムービー#2
<情報発信:和歌山県>

和歌山万博メイキングムービー#1はここをクリック

老舗和菓子店が「ロケット饅頭」販売、串本町

2024年02月14日 19時00分

社会

串本町の老舗和菓子店「串本儀平(くしもとぎへい)」が、町内から打ち上げられるロケットに因んだ饅頭(まんじゅう)を販売し、かわいくておいしいと静かな人気となっています。

串本儀平の「ロケット饅頭 そらのかけはし」

この商品は「ロケット饅頭 そらのかけはし」で、尾翼があるロケットを模した形をしていて、外側はホワイトチョコレートでコーティングされて白く、中には、たっぷりの黄身餡(きみあん)が詰まっています。そして、食べやすくするとともに、ロケットの噴煙に見立てて、アイスキャンディー用の平らな木の棒が付けられています。

串本儀平の製造部長、丸山正雄さん(串本儀平本店で)

串本儀平の製造部長、丸山正雄(まるやま・まさお)さんは、串本からロケットが打ち上げられることが決まってすぐ、これに因んだお菓子を作りたいと、製造を始めましたが、完成まで4年を要し、去年(2023年)11月、ようやく販売にこぎ着けました。時間をかけた分、良いものができたと話す丸山さんですが、「デザインに悩んで、やめようかと思ったこともありました。職場で同僚に励まされ、一目で分かるのロケットの形の饅頭が面白いのではないかということになり、作り上げました」と話しています。そして、「形がかわいい」「おいしい」などと評判も上々ということです。

串本儀平の「ロケット饅頭 そらのかけはし」は、橋杭岩(はしぐいいわ)やロケット、宇宙がデザインされた専用の紙箱に5個入りで税込み2000円、また、1個ずつの販売もしています。また、今は、土曜と日曜だけの販売となっていますが、ロケットの打ち上げ日時も決まり、近く、毎日の販売に切り替えたいとしています。

WBSインフォメーション

WBSショッピング55