「水門祭」で櫂伝馬競漕、串本町
2024年02月11日 15時48分
串本町の大島港の近くにある水門(みなと)神社で、きのう(10日)、「水門祭」が行われました。
祭りのハイライト、「鳳(おおとり)」と「隼(はやぶさ)」の2隻の船が、大島港から串本港までの往復およそ3・6キロで、早さを競う「櫂伝馬競漕(かいでんまきょうそう)」では、地元の若者らが「ヤーヤー」と声を上げながら、迫力のあるレースを展開し、観客から盛んな声が送られました。
勝利した「隼」のかじ取り役を務めた吉田颯平(よしだ・そうへい)さんは「力を合わせてつかんだ最高の勝利」と喜びを語っていました。
串本町の大島港は、古くから良港として知られ、商船の寄港地としても栄えました。祭りは、豊漁や商売繁盛を願い、弓を射る儀式や獅子舞の奉納なども行われました。