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空飛ぶクルマで県と民間3社が連携協定締結

2024年02月05日 16時06分

交通災害・防災経済

大阪関西万博での公開で注目を集めている空飛ぶクルマを和歌山県内での実用化をめざしている和歌山県はきょう(5日)、IHI(アイ・エイチ・アイ)など3社と実現に向けた包括連携協定を締結しました。

県と連携協定を結んだのは東京に本社がある建設コンサルタント業の株式会社長大(ちょうだい)、総合重機会社の株式会社IHI、それに南海電気鉄道株式会社です。

空飛ぶクルマの実用化に向けこれまで長大(ちょうだい)とは連携協定を結んでいて今回、空飛ぶクルマの発着システムなどに強みを持つIHIと運輸業のほかにも県内で事業展開している南海電鉄が連携することで県内での実用化に弾みをつけようと連携協定を結びました。

締結式では和歌山県の岸本周平知事とそれぞれの会社の社長が協定書にサインし記念撮影をしました。

締結式で岸本知事は今回の締結で実現化に弾みがつくと今後の取り組みに期待を寄せました。

また連携した各社は、それぞれの分野での強みを生かし実現化に向け取り組む決意を表明していて、大規模地震の際の輸送手段にも活用できるのではと期待を膨らませていました。

空飛ぶクルマは今年中に和歌山県内での実証実験を予定しているということです。

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