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和歌山拠点の「紀州ぶんだらプロレス」自前のリング持つ道場を岩出市に開設

2024年02月05日 17時57分

スポーツ

和歌山県を拠点とする社会人プロレス団体「紀州ぶんだらプロレス」が、きのう(4日)岩出市に自前のリングを設置した道場を開設しました。

リングが設営され完成した紀州ぶんだらプロレスの道場(2月4日・岩出市山田)

紀州ぶんだらプロレスは、多くの和歌山県民に元気をもたらそうと、地元のNPO法人ドリームクリエイターが2017年に設立した社会人プロレス団体です。

鉄骨を組み上げてリングを設営する選手ら

所属選手は和歌山や大阪出身が多く、普段仕事をしながら休日はトレーニングに励んでいますが、レンタルスペースに簡易マットを敷いて練習するなど、十分な環境が確保出来ない状態でした。

ロープを張る作業

そこで、代表の米谷克己(こめたに・かつみ)()理事長が交流のある県外のプロレス団体から5メートル四方のリングを譲り受けて岩出市内の倉庫に設置し、常設の道場として整備したものです。

きのうは選手やレフェリーらがリングを設営して、早速初練習を行い、基本的な受け身やロープワーク、投げ技など、およそ3時間にわたって汗を流しました。

リングの設営を手伝う藤井瑠美愛さん

練習生で県立海南高校3年の藤井瑠美愛()(ふじい・るみあ)さんは「とても有難いです。逆立ちが上手く出来ないので、まずは腕の筋力を鍛えたいです。強くて愛されるプロレスラーになりたいです」と意気込みを語りました。

代表の米谷理事長は「やはり和歌山在住でプロレスに携わる者として、道場の設置は悲願でした。これから、和歌山出身の練習生や選手でいっぱいになれば」と抱負を語っています。

紀州ぶんだらプロレスの米谷代表(右端)と選手ら

紀州ぶんだらプロレスでは、SNSなどで練習生やスタッフをはじめ、試合などのイベントや企画の募集をしています。

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