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能登半島地震被災地への派遣 和歌山県警察からも

2024年01月25日 19時09分

災害・防災社会

能登半島地震の被災地支援のため和歌山県警察本部が警察官を派遣し、被災者の救助活動や行方不明者の捜索、被害情報の収集や避難所の訪問活動、パトロールなどに従事しています。

石川県珠洲市で創作活動を行う広域緊急援助隊(写真提供:和歌山県警・警備課)

県警本部では、元日に発生した能登半島地震の被災地を支援するため、今月4日から8日にかけて、石川県珠洲(すず)市に、レスキュー車などの車両9台で広域緊急援助隊の27人を派遣し、現地で被災者の捜索や救出救助に携わりました。

石川珠洲市での創作活動(写真提供:和歌山県警・警備課)

また、今月16日からきょう(1月25日)まで能登地方に緊急災害警備隊22人を派遣し、輪島(わじま)市の朝市の火災現場などで行方不明者の捜索にあたりました。

石川県穴水町で避難者の話を聞く特別生活安全部隊(写真提供:和歌山県警・生活安全企画課)

また、今月6日から10日間、和歌山県から特別生活安全部隊の3人が能登地方に派遣され、避難所を回って被災者からの相談を受けたほか、特別自動車警ら隊の7人が、今月14日からきょうまで石川県能登町(のとちょう)に派遣され、被災地の警らにあたりました。

能登町でパトロールする特別自動車警ら部隊(写真提供:和歌山県警・地域指導課)

また、和歌山県警からは、今月5日以降、土砂崩れが発生した能登地方の国道249号など海岸線の道路状況を把握するため、警察航空隊のヘリコプター1機が3回にわたって和歌山県警から派遣され、被害情報の収集にあたっているほか、広域緊急援助隊の交通部隊11人が、能登半島で交通整理などに従事しています。

県警では、今後も石川県公安委員会の要請に基づき、部隊を派遣する予定で、きょうから1週間にわたって特別機動捜査部隊4人が派遣され、被災地で発生する事件の初動捜査にあたるほか、今月27日から特別生活安全部隊の3人が再び能登地方に派遣され、避難所で防犯指導などにあたります。

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