和歌山県立向陽高校・中学校でスタントマンが自転車交通事故を実演
2024年01月24日 18時43分
スタントマンが実際に起きた自転車が関係する交通事故を再現しながら交通ルールを教える交通安全教室が、きょう(24日)午後、和歌山市太田(おおだ)の県立向陽(こうよう)中学校と高校で開かれました。
これは、自転車通学中の交通事故を防ごうと、JAわかやまとJA共済連和歌山が主催して、毎年、県内の中学校や高校で開いているもので、今年度(2023年度)は向陽をふくむ県内4カ所の中学・高校で開かれています。
きょうは、グラウンドでスタントチームのメンバーが、実際に起こった自転車と歩行者、乗用車が関係する衝突事故を再現し、傘を差しながら片手運転で自転車に乗ったスタントマンが後ろから来た乗用車にはねられ、大きな衝突音とともに身体を投げ出されると、生徒たちは悲鳴をあげていました。
高校1年の男子と高校2年の女子は「和歌山駅から学校まで自転車で通っていますが、急いでいるときには一旦停止を忘れることがあります。細い道で車の通行量も多く、ミラーの無い交差点もあるので、ちゃんと停止しようと思います」「車道を自転車同士で横に広がって走っていて、車にはねられそうになったことがあります。意外と周囲が見えていない事に気づいたので、みんなで気をつけようと思います」と感想を話していました。