”和歌山県住みます芸人”わんだーらんどが和歌山市で産品即売会
2024年01月22日 18時27分
吉本興業の“和歌山県住みます芸人”として活躍する和歌山県出身の「わんだーらんど」の2人が、自ら耕作放棄地を活用して栽培した甘夏みかん入りのラスクと、甘夏の皮と果汁で煮たジビエのしぐれ煮を販売する即売会が、きょう(22日)和歌山市中之島の紀陽研修センタービルで行われました。
これは、わんだーらんどが所属する吉本興業と、紀陽銀行が出身する地域おこし会社・株式会社ロカリストが連携して、日高川町での耕作放棄地活用と農業従事者育成の一環として、わんだーらんどが栽培した甘夏みかんを使った土産用商品の開発と販売を行っているもので、去年(2023年)甘夏をバケットに練り込んだ「わんだーラスク」を発売したほか、今月(1月)には、県内で捕獲されたイノシシとシカの肉を甘夏の皮と果汁で煮込み、和歌山市産の新しょうがを加えた「わんだーしぐれ煮」をあらたに開発し、これらを即売したものです。
きょう午後、紀陽研修センタービル1階では、わんだーらんどのツッコミ・たにさかさんと、ボケのまことフィッシングさんが、自らラスクとしぐれ煮を販売し、オープン直後からファンや市民が買い求めていました。
わんだーらんどの2人は「たにさかが狩猟用わなの免許を取得したのがきっかけとなり、ラスクの販売と同時並行で、シカやイノシシの食害対策として、ジビエのしぐれ煮の加工と販売を手掛けました。僕らのふるさと・和歌山独自の土産物として、お茶うけのわんだーラスクとともに、わんだーしぐれ煮も酒や食事のお供にしてもらえたら」と話しています。
わんだーラスクとわんだーしぐれ煮は、現在は、大阪市の南海・なんば駅構内にあるロカリストの直営店で販売されていますが、今後、和歌山県内でも販売できないか、 検討を進めています。