第41回 近畿建築祭 和歌山大会

2024年01月20日 16時22分

イベント歴史・文化社会経済

建築に関する講演会や展示、和歌山城内や城下町を散策し、建造物の見学などが行われる近畿建築祭和歌山大会が、きょう(1月20日)、和歌山市七番丁(しちばんちょう)の和歌山城ホールで開かれました。

これは、建築の魅力や建築士の活動を知ってもらおうと、近畿2府4県の建築士で構成される近畿建築士会協議会の主催で開かれているイベントで、今回で41回目を数えます。会場は2府4県の持ち回りで、和歌山県で開催されるのは6年振りです。

会場には「近畿の魅力ある和の空間」をテーマにしたパネル展示や、協賛企業によるブース出展があり大勢の人が訪れていました。

開会式では、和歌山市立伏虎(ふっこ)義務教育学校吹奏楽部による太鼓と吹奏楽の演奏が行われたほか、能登半島地震の犠牲者への黙とうが行われました。

和歌山県建築士会の中西重裕(なかにし・しげひろ)副会長は「和歌山城と城下町を巡り、和歌山は歴史的な建造物が多くある素晴らしい地域だということを多くの人に知っていただきたい」とし、また能登半島地震にも触れ、「建築の観点からさまざま情報発信ができれば」と話しました。

次回の近畿建築祭は、9月に滋賀県での開催が予定されているということです。

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