【新型コロナ】和県内で増加 インフルエンザも増加
2024年01月19日 20時49分
和歌山県内の定点医療機関から寄せられる新型コロナウイルスとインフルエンザの最新の感染者数が、いずれも増加したことが、和歌山県がきょう(1月129)発表した数値でわかりました。
県健康推進課によりますと、今月(1月)8日から14日までの1週間に、県内49の定点医療機関で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数は397人で、前の週より102人増え、3週連続で増加しました。
保健所管内別では、御坊で前の週をやや下回ったほかは、すべての保健所管内で前の週を上回りました。
この1週間に新たに入院した感染者は58人で、前の週より1人増えました。
一方、インフルエンザの感染者数は、1医療機関あたり12・16人で、前の週より1・53人増え、減少傾向から増加に転じています。
県健康推進課は、「正月休みが明けて3学期が始まったのを受けて、新型コロナについては、20代から50代の働く世代が全体の5割近くを占めている一方、インフルエンザについは、19歳までの年代が6割を占めている」と指摘し、いずれも、咳エチケットや手洗いなどの、基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。