和歌山県教育表彰式
2024年01月18日 15時13分
和歌山県内の学校や地域での教育や教育行政などで功績のあった個人や団体を表彰する、今年度(2023年度)の和歌山県教育表彰式が、きょう(18日)午後、和歌山市のホテル・アバローム紀の国で開かれ、個人45人と2つの団体に表彰状や感謝状が贈られました。
はじめに、かつて教育委員会の功労賞を受賞したり、特に優れた活動を長年続けている教育功労者と優秀教職員あわせて9人と1団体に、和歌山県の岸本周平知事から感謝状が贈られました。
このうち、学校教育部門から選ばれた、海南市立加茂川(かもがわ)幼稚園などで学校医を務める西岡昭規(にしおか・あきのり)さんは、1991年から精力的に子どもたちの健康診断や健康指導を続け、海南・海草地域全体の学校保健活動の充実にも尽力しました。
続いて、教育委員会功労賞を受賞した22人と1団体に、県教育委員会の宮﨑泉(みやざき・いずみ)教育長が教育委員会功労賞を授与しました。
このうち、海南市の「藤白(ふじしろ)の獅子舞保存会」は、熊野古道沿いの藤白神社に伝わる祭で奉納される伝統芸能の獅子舞を長年にわたって伝承し、地域文化の向上と発展に貢献しています。
また、きょうは、学校現場で特に優れた教育活動を行っている優秀な教職員を表彰する「きのくに教育賞」に選ばれた、紀美野町立野上(のかみ)小学校の三宅桂子(みやけ・けいこ)教諭ら10人と、きのくに教育賞の受賞者のうち、特に優れた教育活動を継続している教職員に贈られる「きのくに教育の匠(たくみ)」を受賞した、かつらぎ町立妙寺(みょうじ)中学校の山部太佳子(やまべ・たかこ)教諭ら4人も表彰されました。