今月（１月）１３日の夕方、和歌山県すさみ町口和深(くちわぶか)()で発生した林野火災は、地元の消防や陸上自衛隊による消火活動が行われ、きょう(１５日)午前９時２４分に鎮圧状態となりましたが、現在も再び火が燃え広がらないよう確認作業が行われています。

県・危機管理局によりますと、これまでに山林およそ１３ヘクタールが焼けましたが、人的・物的な被害は確認されていません。近隣の住民・２世帯２人が、親類の家に避難しているということです。

現地では、白浜町・田辺市・串本町から消防が出動し、県からも消防防災ヘリが出動してそれぞれ消火活動に当たったほか、県では陸上自衛隊にも応援を要請し、きのう（１４日）からけさ（１５日）にかけて、自衛隊のヘリコプターによる消火活動も行われましたが、きょう午前９時２４分に鎮圧が確認されると、すさみ町が県を通じて自衛隊の撤収を要請し、これを受け自衛隊が撤収しました。

現在、消防が、鎮火するまで再び燃え広がらないよう確認を行っています。