和歌山県田辺市本宮町・仙人風呂でかるた大会
2024年01月14日 17時34分
冬の間だけ、河原に設けられた巨大な露天風呂「仙人風呂」に浮かべた札を取り合うカルタ大会が、きょう(14日)田辺市本宮町の川湯温泉で開かれました。
仙人風呂は、大塔川の川底から湧く温泉を利用して、冬の間だけ川湯温泉に設けられるもので、幅およそ24メートル、奥行きおよそ12メートルあります。
今回は、16チームのあわせて64人が参加し、熊野の歴史や自然などを題材に、杉の板で作られ、お湯に浮かべられたおよそ250枚を取り合いました。
湯煙が漂うなか、参加者がかるたに向かってしぶきを上げると、見物人から声援が飛びました。
優勝したのは、和歌山市立・和歌山高校の硬式野球部の元・メンバーらで「いい思い出が出来た」と喜んでいました。