【新型コロナ】和県内で増加 インフルエンザ減少 

2024年01月12日 16時15分

社会福祉・医療

和歌山県内の定点医療機関から寄せられる新型コロナウイルスの最新の感染者数がほぼ県内全域で増加傾向にあることがわかりました。

これは、和歌山県がきょう(1月12日)発表したもので、一方で、インフルエンザの感染者数は減少しています。

県健康推進課によりますと、今月(1月)1日から7日までの1週間に、県内49の定点医療機関で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数は295人で、前の週より72人増え、2週連続で増加しました。保健所管内別では、田辺で前の週をやや下回ったほかは、すべての保健所管内で前の週を上回りました。この1週間に新たに入院した感染者は57人で、院内感染が発生した前の週より38人少なくなりました。

一方、インフルエンザの感染者数は、1医療機関あたり10・63人で、前の週より大幅に減少していて、保健所管内別にみても、警報発表の基準となる30人を超えたところはなく、御坊と新宮の管内を除いてすべての地域で前の週の値を下回っています。

県健康推進課は、「新型コロナについては、年末年始で医療機関の開業が限られる中、患者数は多く、かなりの増加傾向にある。また、インフルエンザについは、冬休み中で小中学校などでの集団感染がないため、減少しているが、新学期のスタートで、今後、どうなるのか、推移を見守る必要がある」と指摘し、いずれも、咳エチケットや手洗いなどの基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。

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