きょう（１月１日）午後４時１０分頃、石川県で震度７を観測する地震があり、気象庁は、石川県能登に大津波警報を、山形県、新潟県の上中下越（じょうちゅうかえつ）、佐渡、富山県、石川県加賀、福井県、兵庫県北部に津波警報を出しました。

石川県輪島では、午後４時２１分、１メートル２０センチの津波が観測されています。石川県輪島を含む能登半島には、高さ５メートルの津波が予想される大津波警報が出されていて、今後、第二波、第三波への警戒が必要です。

また、この地震は、岩手県から島根県まで広い範囲にわたって震度３以上が観測されていて、和歌山県内でもすべての市町村で震度１以上を観測し、最大震度は３を観測しました。

震度３を観測したのは、和歌山市、紀の川市、岩出市、美浜町です。

このほか、震度２が、橋本市、有田市、御坊市、田辺市、新宮市、かつらぎ町、湯浅町、広川町、日高町、由良町、みなべ町、日高川町、白浜町、上富田町、すさみ町、那智勝浦町、太地町、古座川町、北山村、串本町、以上が震度２を観測した地域です。

また、震度１が、海南市、紀美野町、九度山町、高野町、有田川町、印南町でした。

気象庁によりますと、震源地は、石川県能登地方で、震源の深さはごく浅く、地震の規模を示すマグニチュードは、７・４と推定されています。

この地震の後も、石川県を震源とする地震が続発していて、気象庁は、午後６時１０分からこの地震や津波に関する記者会見を開くことにしています。