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岡本設計と和歌山県が建築物木材利用促進で協定

2023年12月29日 20時10分

政治社会

和歌山県産の木材「紀州材」の利用促進に取り組んでいる和歌山県は、紀州材の積極的な活用と、2050年カーボンニュートラル実現に連携して取り組むため、このほど、和歌山市に本社のある株式会社岡本設計と、建築物木材利用促進協定を締結しました。

協定では、紀州材の利用拡大を通じて、両者が連携し、建築や設計で、構造や内装・外装に紀州材を積極的に提案することや、建築主や県民に、紀州材を利用する意義や利点などの情報発信を行うとしています。

この協定は、おととし(2021年)10月に施行された「都市(まち)()の木造化推進法」に基づいて、国、または地方公共団体と事業者との間で締結されるもので、脱炭素社会の実現に向け、新規の建築物の木造化促進を図ります。

和歌山県内では、和歌山県立医科大学に常駐するドクターヘリの格納庫の内装や、串本町の南紀熊野ジオパークセンターの内装に紀州材を活用するなど、実績が広がっています。

県と岡本設計の協定は、今月(12月)21日に締結され、2028年3月31日まで有効です。

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