【Mソン】音の出る信号機116基目・和歌山市で新たに稼働
2023年12月24日 17時15分
第38回「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」の募金をもとに、きょう(24日)和歌山市で音の出る信号機があらたに稼働しました。
新たに稼働したのは、和歌山市広瀬通丁(ひろせとおりちょう)1丁目の三年坂通りの交差点に設置された音の出る信号機で、きょう正午、係員がスイッチを入れると、スピーカから「カッコウ」「ピヨピヨ」と、鳥の鳴き声を模した電子音が鳴り始めました。
和歌山放送をはじめ、東京のニッポン放送など全国11のラジオ局では、毎年クリスマスにラジオの特別番組を通じて、目の不自由な人が安全に道路を横断できるよう、音の出る信号機設置のための募金を呼びかける「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」を展開しています。
38回目を迎えた和歌山放送のエリアでは、きょう稼働した和歌山市広瀬通丁と、今月(12月)20日に新宮市千穂の国道42号に設置された2機を含め、あわせて116機が設置されました。
あわせて、障害者施設に福祉機器を提供するなど、寄せられた浄財を役立てています。
また、きょうは、県内各地の量販店などに募金基地「愛の泉」が開設され、和歌山放送のスタッフをはじめ、ミュージックソンの趣旨に賛同するボランティアが買い物客に募金を呼びかけました。
このほか、和歌山市の近鉄百貨店・和歌山店では、和歌山県警音楽隊が、ミュージックソンに合わせてクリスマス・ミニコンサートを繰り広げ、テレビの刑事ドラマのテーマ曲やクリスマスソングなどを演奏し、観客から拍手が湧き上がりました。