関西電力が和歌山市の西防波堤沖の埋め立て地に計画していたＬＮＧによる火力発電所の建設の中止を決めたことを受け、和歌山市議会はきょう（２１日）開かれた市議会本会議で和歌山発電所建設計画の見直しについての決議を賛成多数で可決しました。
　　決議内容は西防波堤沖の埋立地の用地利用が発電所建設計画に至るまでの長年の経緯が二転三転し、今回の判断に至ったことについて遺憾の意を示しています。その上で市議会は「時代に即したさらなる高度利用促進への再検討に入る時期に至ったと判断し、関西電力に対し主体性を持って将来に亘る和歌山市発展の礎となる企業誘致エリアとして、早急に活用することを強く求める」としています。決議は賛成多数で可決しました。