全国の子どもたちや、学生、企業のロボットが集結し、競技やデモンストレーションを披露する「きのくにロボットフェスティバル２０２３」が、きょう（１７日）和歌山県御坊市（ごぼうし）の御坊市立体育館で開かれました。

きのくにロボットフェスティバルは、和歌山県や県教育委員会、和歌山工業高等専門学校などの教育機関や、地元・御坊市などによる実行委員会が、ロボット技術とテクノロジー教育の発展を目的に、毎年年末に開いているロボットの祭典です。

１６回目となることし（２０２３年）は、実行委員会・会長で和歌山県の岸本周平知事や御坊市の三浦源吾()市長らが出席するなか、村田製作所によるチアリーディングロボットのデモンストレーションが繰り広げられました。

また、全国の小・中学生と県内の高校生による自作ロボット競技の決勝トーナメントのほか、ことしの全国高専ロボットコンテストで優勝した大阪公立大学高専や、特別賞に輝いた近畿大学高専、それに、近畿地区大会で優勝した和歌山高専のオリジナルロボットのデモが行われ、ダイナミックな動きに場内から歓声が上がりました。

このほか会場では、タイのキングモンクット工科大学附属の高専２校や、川崎重工業のロボット「ニョッキー」、それに、県内の工業系高校や、子ども発明クラブの作品展示なども行われました。