各地で気温が高く、季節外れの陽気となったきょう（１０日）、県内では、５か所で２０度を上回り、このうち田辺市栗栖川(くりすがわ)では、１２月の最高気温のタイ記録となる２２・７度を観測しました。

これは、２００４年１２月５日に観測した１２月の最高気温と同じ値で、平年に比べ９・１度も高い数値となっています。

アメダスの観測で、このほかのこの日の最高気温は、新宮２１・６度、日高川町川辺(かわべ)２０・６度、かつらぎ２０・２度、串本町潮岬(しおのみさき)２０・１度と、県内５か所で２０度を上回りました。栗栖川、川辺、かつらぎ、潮岬の４か所は、２日連続で２０度を上回りました。和歌山市は、きのうが２０・０度、きょうは１９・９度でした。

和歌山地方気象台が発表した週間天気予報での最高気温予想では、今後も気温は高めで推移し、１３日・１４日には幾分下がりますが、平年よりは高めで、その後は、再び２０度と高くなりそうです。