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和歌山県「紀の国チャレンジド賞」の表彰式と「紀の国チャレンジド・サポート感謝状」の贈呈式

2023年12月07日 18時00分

政治社会福祉・医療

障害を克服していきいきとした社会生活を送る障害者を表彰し、障害者を支える家族や団体に感謝状を贈る、和歌山県の「紀の国チャレンジド賞」の表彰式と「紀の国チャレンジド・サポート感謝状」の授与式が、きょう(7日)和歌山県庁の正庁()で開かれました。

きょうの表彰式のもよう(12月7日・和歌山県庁・正庁)

これは、和歌山県が2003年度から行っている取り組みで、チャレンジドとは障害者を意味する英語で、障害を神から与えられた挑戦ととらえたことに由来しています。

受賞者の記念撮影

今年度(2023年度)のチャレンジド賞には、精神障害がある自らの経験を活かしてピアサポーター活動に取り組み、同じような障害のある人だけでなく、施設の職員や地域住民らの啓発やピアサポーターの育成にも尽力している、和歌山市の共同作業所連絡会の堀本久美子(ほりもと・くみこ)()さんが選ばれました。

また、紀の国チャレンジド・サポート感謝状には、和歌山市精神障害者家族会「つばさの会」メンバーで和歌山市の磯知子()(いそ・ともこ)さん78歳や、脳の血管が細くなり身体に障害をもたらす「もやもや病」を発症し左半身が不自由になった夫を家族で支えた、田辺市の幡山眞弓(はたやま・まゆみ)()さん71歳ら7人が選ばれました。

受賞者に表彰状と感謝状を授与した和歌山県の岸本周平知事は「今後もすべての県民が互いに支え合う社会づくりを推進していく。これからも、社会福祉の向上のために力を貸して欲しい」とあいさつしました。

チャレンジド賞を受賞した堀本久美子さん

これに対し、受賞者を代表してあいさつした共同作業所連絡会の堀本さんは「それぞれの活動が評価されて嬉しく思います。これからも支えて頂いた皆さんの力添えに応え、ともに歩む社会の実現にチャレンジしていきます」とお礼を述べました。

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