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更生保護活動を支援「愛の物資」贈呈式・和歌山市

2023年12月05日 18時20分

社会福祉・医療

刑務所の受刑者や更生保護施設に通う人たちが、年末年始を少しでも心豊かに過ごせるようにと、和歌山県更生保護女性連盟が、きょう(5日)県内の施設や支援団体などに「愛の物資」を贈呈しました。

愛の物資の目録贈呈(12月5日・和歌山市・和歌山地方合同庁舎)

これは、県・更生保護女性連盟が毎年この時期に行っているもので、今年度(2023年度)はおよそ2000人の会員が、洗剤や衣料品、書籍、米などの物資を集め、犯罪や非行に陥った人の更生保護を支援するため、刑務所や少年鑑別所、支援団体などに贈呈したものです。

きょう午後、和歌山市二番丁の和歌山地方合同庁舎で開かれた贈呈式で、県・更生保護女性連盟の坂田悦子()(さかた・えつこ)会長が、贈呈先の代表者に目録を贈呈しました。

あいさつする県・更生保護女性連盟の坂田会長(右)と和歌山保護観察所の豊島署長(左)

坂田会長は「物資によって多くの人々が笑顔になり、喜んでもらえることを願っています」とあいさつしました。

和歌山保護観察所の豊島浩文()(とよしま・ひろふみ)所長は「長年にわたって続くこの取り組みは、更生保護女性連盟の人間愛や、明るい地域社会を実現したいという気持ちがあるからこそ。これからも続けてもらいたい」と述べました。

寄せられた物資の一部

このあと、物資の提供を受けた施設の代表者が、ひとりひとりお礼を述べました。

愛の物資の取り組みは、1980年(昭和55年)から 毎年続けられています。

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