丹生酒殿神社の大イチョウが黄色く、かつらぎ町
2023年12月03日 18時41分
かつらぎ町の世界遺産、丹生酒殿(にうさかどの)神社の大イチョウが、黄色く色づき、連日多くの見物客が訪れています。
このイチョウは、境内にある、高さ25メートル、幹回り5メートルあまりの大きな木で、樹齢は300年以上とされます。暖かかった秋の影響か、今年(2023年)は、色づきが幾分遅めでしたが、ここにきて、全体が黄色く色づき、圧巻の景色をみせています。また、日没後は、ライトアップも実施され、真っ暗な中に浮かび上がる姿も見応えがあります。
そして、連日、昼夜を問わず、神社には、近所の人や見物客、モデルを連れたカメラマンなど多くの人が訪れ、写真を撮ったり、ベンチに座って眺めるなど人気を集めています。ライトアップは、今月(12月)16日までの毎日、日暮れから午後10時まで行われます。
丹生酒殿神社は、丹生明神(にうみょうじん)が降り立った地とされ、高野山とも関係が深く、2016年、高野参詣道(こうやさんけいみち)・三谷坂(みたにざか)として、世界遺産に追加登録されました。