【フィリピン地震津波・和歌山県】太地町で避難所開設(3日午前2時現在)
2023年12月03日 02時03分
昨夜(2日)フィリピン付近で発生したマグニチュード7・7と推定される地震に伴い、和歌山県沿岸をはじめとする日本の太平洋沿岸地域に津波注意報が出され、和歌山県沿岸の市や町でも住民に注意を呼びかけています。紀南地方の白浜町では、災害対策本部を設置し、きょう(3日)午前0時10分に初めての会議を開きました。
和歌山県沿岸には、午前3時頃をメドに高さ1メートルの津波の到達が予想されていることから、防災行政無線や、白浜町の安心安全メールのほか、消防が地域を回って沿岸に津波注意報が出されたことを伝えるとともに、海岸沿いにいる人に、安全な高いところに避難するよう呼び掛けています。
また、太地町(たいじちょう)では、避難所を3カ所開設するとともに、住民に注意を呼びかけています。
このほか、新宮市や田辺市、串本町、御坊市など中紀・紀南の沿岸自治体でも、防災関連の職員が出動し、警戒にあたっているほか、広報車やSNS、ホームページなどで、速やかに海岸や川の河口から離れて、高い場所へ避難するよう呼びかけています。