来年（２０２４年）１月から一定金額の投資信託や株式などの金融商品の購入にかかる利益が非課税になる制度が始まるのを前に和歌山市ではこのほど（１１月２２日）金融庁主催の資産形成セミナーを開きました。

勤務時間後に開かれたNISA・資産形成セミナーには、和歌山市の職員およそ３０人が参加しました。

セミナーはオンラインで行われ、ファイナンシャルプランナーが今後、年金だけでは一定水準を維持した老後の生活費の確保が難しくなることを説明しました。そして、若年層から資産形成をすることが重要だと説明し、新しく始まるNISA制度の活用などを解説しました。この後、金融庁の取り組みなどが金融庁の職員から説明されました。参加した職員のうち、３０代後半の男性職員は「あまり詳しくない分野だったがフラットな知識が得られた」と話していました。このセミナーでは事前に職員から寄せられた質問にも答えるコーナーもありました。

市ではあす（２９日）も専門分野も交えたセミナーを開く予定です。