明治、牛乳4万本返金 動物用の医薬品成分検出
2023年11月12日 11時30分
大阪府内の工場で製造された瓶詰で宅配専用の「明治(めいじ)牛乳」から動物用の医薬品の成分が検出された、およそ4万5000本について、明治は、きょう(12日)、「返金する」と発表しました。
大阪府が、きのう(11日)から、食品衛生法に基づいて、回収を命令していたもので、明治は「誤って飲んでも問題はない」としています。
返金の対象となるのは、大阪・貝塚市にある明治の関西工場で製造されたことを示す記号がふたに記載され、賞味期限が13日の製品です。ふたの記号は「+KN」で、プラスとマイナスの記号の「プラス」に、アルファベットの大文字の「K」と「N」が続いています。
京都や大阪、それに和歌山など、2府23県の個人の家などに配られたということです。
明治はふただけを回収し、現金かクオカードで返金する方針で、未開封の場合は
牛乳を廃棄するよう求めています。