高野山で紅葉が見頃、にぎわう
2023年10月29日 16時00分
標高800メートルの高野山で、紅葉が見頃となり、大勢の見物客などでにぎわっています。
高野山は、弘法大師空海(こうぼうだいし・くうかい)が開いた真言密教(しんごんみっきょう)の聖地で、多くの寺院建築があり、世界遺産にも登録されています。
紅葉は、飲食店や土産物店が並ぶメインストリートの県道沿いのほか、壇上伽藍(だんじょうがらん)近くの蓮池(はすいけ)周辺や蛇腹道(じゃばらみち)、また、奥の院の英霊殿(えいれいでん)近くなどで、赤く色づいたカエデや黄色が鮮やかなイチョウが見られ、それぞれの寺院でも色づいた木々が存在感を主張しています。そして、今月(10月)下旬以降、紅葉目当てに訪れる観光客や参拝客も多く、また、外国人の姿も多くなっています。
高野山では、今月中旬以降、ようやく最低気温が10度を下回るようになり、下旬になって、5度を下回る日もあり、木々の色づきが進みました。しかし、日中は20度近い日もあるなど、今年の秋は、気温が高めで推移していて、過ごしやすい反面、紅葉は、例年よりやや遅めで、来月(11月)はじめの3連休の頃が
盛りとなりそうです。