「和歌山県ナース章」表彰式
2023年10月26日 19時15分
和歌山県内で長年にわたって保健師や看護師、助産師などとして勤務し、顕著な功績を挙げた人をたたえる、今年度(2023年度)の和歌山県ナース章の表彰式が、きょう(26日)和歌山県庁の正庁で開かれました。
今年度は保健師が3人、助産師が1人、看護師が9人、准看護師が1人の14人が表彰され、岸本周平知事から賞状とメダルが授与されました。
岸本知事は「今後、より質の高い医療の提供や、保健医療提供体制の充実が求められる。県も県民の幸せと笑顔を増やすべく、引き続き保健医療と福祉の充実に努めるので、より一層の協力をお願いしたい」とあいさつしました。
これに対し、受章者を代表して、名手(なて)病院で看護師を務める岩出市の小久保操(こくぼ・みさお)さんが「新型コロナウイルスの5類移行後も、私たちは常に感染対策に向き合っているなか、今回の受賞は大変意義深く、感激しています。少子高齢化が進み、ますます私たち看護職に求められる期待も大きくなっていて、それに応えるべく、原点である『患者に寄り添う』という言葉を胸に、精一杯持てる力を発揮したい」とお礼と決意を述べました。
和歌山県ナース章は昭和45年・1970年に制定され、今回の14人を含めると、保健師87人、助産師73人、看護師347人、准看護師50人のあわせて557人が受章しました。