和歌山市内の中学生が警察のインターンシップ研修
2023年10月25日 17時35分
和歌山市内の中学2年生が、きょう(25日)から3日間の日程で、和歌山県警察の業務を体験するインターンシップ研修が行われています。
これは、和歌山北警察署が、警察業務や安全・安心なまちづくりについて学んでもらおうと、管内の中学2年生を対象に毎年行っている取り組みで、新型コロナ禍での中断を経て、ことし(2023年度)再開されたものです。
ことしは和歌山市立河北(かほく)中学校2年生の6人が参加し、初日のきょう、和歌山市中野のスーパーセンターオークワ・パームシティ和歌山店の店内で、買い物客に、特殊詐欺被害への警戒を呼びかけるチラシを配ったほか、夜間の歩行者の事故防止に役立つ、反射材付きのたすきを配りました。
参加した生徒は「受け取ってもらえると、とても嬉しいです」「将来、警察官になりたくて柔道で身体を鍛えています。とても楽しいです」と話していました。
和歌山北警察署・警務課の井澗誉俊(いたに・たかとし)警部補は「生徒たちに安全で安心な社会づくりのために、どのようなことが必要なのかを学んでもらうとともに、できれば、将来、県警の警察官を志望してもらえたらうれしい」とねらいを語りました。
河北中学校の生徒たちは、あす(26日)は和歌山市西の交通センターと県警本部鑑識課での白バイと鑑識活動の見学、最終日のあさって(27日)には、和歌山北警察署で防犯教室や護身術授業を受ける予定です。